選考対策 筆記試験

【2019年度版】玉手箱の対策方法と言語・非言語例題【アクセンチュア戦略/投資銀行】

更新日:

今回のコラムは、アクセンチュアのストラテジーグループ、及び投資銀行で出題される、玉手箱の概要と例題について詳しく確認していきます。

 

アクセンチュアの合格ラインは非常に高くなっていますので、早めの対策が必要です。

 

まずは、本コラムで玉手箱の概要を掴むところからスタートしてください。

 

玉手箱の概要

玉手箱とは日本エスエイチエル社(SHL)が提供をしている、WEBテストです。

 

玉手箱には、言語と非言語、性格の3つのパートから構成されています。

 

言語

言語について、GAB形式の言語(論理的把握)という種類の問題がアクセンチュアでは出題されます。

 

GAB形式の言語では、8個の長文×4問で32問出題され、制限時間は20分です。

 

文章については、1つの長文が600文字〜800文字程度になっています。問題の種類については、社会科学系の文章が多いのが特徴です。

 

選択肢については、下記のように事前に定型化されています。

この玉手箱はもともと英語の文章を日本語に直して利用されているため、選択肢がわかりにくいのが特徴です。

下記に選択肢の括弧書きに正しい日本語を記載しますので、そちらをコピーして判断をしてください。

 

A:本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい

本文の内容に記載されており、かつ内容が正しい

B:本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている

本文の内容に記載されており、かつ内容が間違っている

C:本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない

本文の内容には記載されていない

 

下記で具体的に問題を見ていきましょう。

 

問題例

以下の文章を読み、それぞれの選択肢がA~Cのいずれに該当するかを選びなさい。

A:本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい

B:本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている

C:本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない

 

組織にとって、もし不正を公表することに伴うこの人間関係上の取引コストがあまりにも多ければ、公表することによって得られるメリットを差し引いても、不正を隠し続けたほうが特になる場合がある。

この場合、組織にとって社会的合理性と組織の個別合理性は不一致となり、人間は、個別合理性を追求したほうが得との判断の下に、不正の隠匿を選択する。この経済合理性が、組織を不条理に導くことになる。

この時、組織のメンバーの行動は反社会的となる。彼らはそれを自覚しているので、自分たちの行動の正当性を公言できず、沈黙せざるを得なくなる。やましき沈黙。これが「空気」発生のメカニズムである。

もちろん、初めから「空気」が存在するわけではない。メンバー1人ひとりが取引コストを計算した結果、それが社会的に不正で非効率的であろうとも、「沈黙したほうが得だ」と判断するのである。組織に属する以上、反社会的な行動を取ることが組織の論理(個別合理性を追求する)にかなうならば、沈黙(社会的合理性を捨てる)してこれに従うのが彼らの合理的計算の結果であり、そこに非合理的な要素はない。

特に、人間関係に敏感で、長年にわたって人脈を形成している人は、人間関係に関わるこの見えない取引コストの存在を認識しやすく、即座に沈黙の意味、つまり空気を読む。そして、それによって自らの行動が制約されるのである。

 

出典:野中郁次郎、 杉之尾宜生、 戸部良一、 土居征夫、 河野仁、 山内昌之、 菊澤研宗(2014)

   『失敗の本質:戦場のリーダーシップ編』ダイヤモンド社

 

1. 組織にとって不正を公表することのメリットは小さい

2. 組織のメンバーの行動は、不正を隠匿した場合に反社会的になる

3. 組織のメンバーは、組織に求められれば常に非合理的な活動を起こす

4. 人間関係に敏感な人脈を形成している人のほうが、空気を読まない。

 

回答例:

1. C

2. A

3. C

4. B

非言語

非言語は「表の空欄の推測」という種類が出題されます。

表の空欄の推測とは、ある図表が与えられた中で、図表を読み取り、空欄を補充するという問題です。

 

出題数は34題で34分となっており、全問が個々に独立した問題です。

 

玉手箱の「表の空欄の推測」の注意点として、どれだけ考えても答えがでない「捨て問題」が入っています。

この捨て問題で、時間を使ってしますと、1問1分ペースですので、時間が足りないことになってしまいます。

 

したがって、大まかに全体の数値を把握してわからない問題があれば、捨ててしまうことが必要です。

 

下記で具体的に例題を5問解いていきましょう。

 

例題1

 

例題2

 

例題3

 

例題4

 

例題5

 

性格

性格テストは、4つずつ表示される内容から、そう思う/そう思わないを1つずつ選択する形式です。

 

内容は、性格テストと言っても、「分析が得意だ」「相手の論理の飛躍に気がつく」といったビジネス的な内容から、「芸術が好きだ」「カッとなることはない」といった内容まで幅広い内容です。

 

コンサルティングファームの性格テストでの注意点は、自分らしく回答をしながらも、いくつかのポイントで失点をしないことである。

 

1つ目は、「分析」や「ロジック」「相手の論理」等が入った文章には「そう思う」を選ぶこと

2つ目は、「数字」や「数学」等が入った文章には「そう思う」を選ぶこと

3つ目は、「怒りやすい」、「不安だ」「自信がない」といった文章には「そう思わない」を選ぶこと

 

以上の2つのポイントに気をつけておけば、後は何を選んでも問題はない。

 

分析やロジックと書かれた文章は芸術などとセットになって出題されることも多いので、もし個人的に芸術面に興味があっても、こちらを選ばないようにする必要がある。

 

Open modal
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

森泰一郎

Advantage Career代表。森経営コンサルティング代表。 東大、東大大学院卒。大学時に起業した後、戦略コンサルティングファームに入社。大手向けの新規事業立案、マーケティング、M&A業務に携わる。ITベンチャーのラクスルにて経営企画のマネージャーを行った後、大手企業にて取締役CSOとなる。

-選考対策, 筆記試験

Copyright© Advantage Career , 2019 All Rights Reserved.